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日本茶について

煎茶をはじめとする緑茶には、カテキン、ビタミン類、カフェイン、アミノ酸類が多く含まれています。
カテキン類は、抗酸化作用などの健康効果があります。また、お茶にはビタミン類が豊富に含まれています。ビタミンCならホウレン草の3~4倍、ビタミンEは20倍、βカロテンは人参の20倍も含まれています。カフェインは、眠気覚まし、頭をスッキリさせます。テアニンは、甘味や旨味の成分。脳、神経機能に働き、心身をリラックスさせる効果があります。この他にも、カリウム、カルシウム、リンなどのほか、食物繊維やクロロフィルなども摂取できます。
日本茶はとてもヘルシーなものなのです。日本茶の成分は、収穫時期によって異なります。新茶はテアニン、ビタミン類が多く、二番茶、三番茶になると、カテキンが多くなります。日本茶のカテキンは、さまざまな効能、効果が報告されています。抗ガン作用や食中毒などに対する抗菌、殺菌作用。さらに、かぜウイルスに直接作用し、その活動を弱める効果や、糖尿病予防、ダイエット効果、消臭効果などもあります。
その他にも、まだまだ効果や効能があるようです。日本茶は体に素晴らしい効果をもたらします。

煎茶(普通蒸し)

摘み立ての茶葉を蒸気で蒸し、揉みながら真っ直ぐに伸びた形状のお茶にしたのが煎茶です。低めの温度で淹れれば甘みと旨みがより引き出され、高めの温度で淹れれば渋みが強く強くなります。

深蒸し煎茶

普通蒸しの煎茶より長い時間蒸します。普通蒸しの煎茶より香りが弱いのですが、渋みが抑えられ飲みやすくなります。普通の急須では茶葉詰まりお茶が出にくくなるので、茶こしを利用するのがよいでしょう。

玉露

製茶行程は煎茶とほとんど同じですが、茶葉の育て方が違います。「覆下栽培」という、太陽の光を遮る特別な方法で生育した新芽から作られます。直射日光を遮ることで、テアニンが増え、甘みのある風味が生まれます。

抹茶

抹茶は玉露と同じ覆下栽培で作られた碾茶から製造されます。若芽を摘んで蒸し、揉まずに乾燥させたあと粉末にしたものが抹茶です。湯にといて飲む抹茶は、茶葉ごと飲むのと同じなので、ビタミンE、βカロテン、食物繊維などの水にとけない成分まで摂取できます。

番茶

番茶にはいろいろな定義があります。一般的には一番茶、二番茶を摘採したあとのかたい茶葉や茎を使って製造したお茶のこと。カテキン類やフッ素の含有量が多く、虫歯予防の効果も期待できます。

ほうじ茶

下級品の煎茶や番茶を強火で炒ったものがほうじ茶です。古くなった煎茶や番茶をフライパンで炒れば自家製のほうじ茶が簡単にできます。

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